
空気燃焼炉を純酸素燃焼炉へ転換
- 空気燃焼炉(1日あたり52トンの処理能力)を所有するガラスメーカーのお客様は、炉の上部構造を維持したまま、炉の総エネルギー消費量を削減する一方で、ガラスの生産量を増加させたいと考えていました。
- 私たちは、空気燃焼炉を酸素燃焼炉に更新するソリューションの開発を開始しました。
- 老朽化していた空気燃焼炉は、別用途で使用されるようになりました。
- 老朽化していた空気燃焼炉を100%酸素燃焼炉に更新するソリューションをお客様のエンジニアリングチームと共同開発しました。
- 100%酸素燃焼炉は、お客様の求める品質基準を満たすべうく、旧炉の上部構造を再利用しつつ設置面積を広げ、CFD解析(熱流体解析)を行い、NOxと粒子状物質の排出を最小限に抑えながら、お客様と当社の燃焼チームの実績や知見を結集して開発されました。
- 当炉向けには、液化酸素による酸素供給を開始しましたが、ガラス生産が安定した時点でVPSA(真空圧力スイング吸収装置設置による酸素供給ができるように設計されています。
- 燃焼システムは、燃焼剤と酸化剤の圧力ならびに流量を制御するスキッドと、希薄酸素燃焼(NOx排出の低減を実現する)を採用した最新鋭の酸素バーナで構成されています。
- お客様の求める品質レベルを維持しながら、ガラス生産量を1日あたり52トンから65トンへ増産することができました。
- 炉におけるエネルギー消費量をガラス1トンあたり、200Nm3 から100Nm3 へ削減できました。
- ガラス生産量を増産しながらも、NOx排出量の大幅削減、排ガス量の削減も実現しました。
- 空気燃焼炉の設計では熱交換器の破損を防ぐために排ガス温度を監視する必要がありましたが、酸素燃焼炉ではその必要が無くなりました。
- お客様は、プロジェクトのすべての段階において、当社のサポートとアドバイスを受けることができました。
- 必要な酸素量を適切な圧力と品質で発生できるVPSAシステムを導入したことで、お客様の工場に液化酸素を供給するタンクローリーの台数を減らすことができました。

